共用廊下の床のシート防水(長尺シートの張り付け)|東京都杉並区の・Mアパートにて雨漏り修理
施工内容 | 共用廊下の床のシート防水 |
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料金 | |
建築形態 | 木造二階建てのアパート |
施工地域 | 東京都杉並区 |
工期 | 4日間 |
施主 | 東京都杉並区にお住いのオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社ホームページからのお問合せ |
担当者 | 上野亨(うえの とおる) |
担当者からのコメント | こちらのアパートは、築15年位より前の建物でしたので共用廊下部が「防水モルタル仕上げ」となっておりました。こちらの防水方法だと、耐久性は短く防水性の低下は避けられず、劣化の原因となる可能性が高まります。今回は、既存の廊下の状況が経年の劣化により傷んでいたので、下地処理や端部の防水処理を施工して、安全性の高い長尺シートにて防水工事を致しました。 |
担当者写真 |
施工前の診断
広範囲にわたってモルタルの剥離が確認できました。 |
施工手順
手順①.高圧洗浄(水洗い)
手順②.線防水(ウレタン塗料の塗布)
【アメテックの解説】下地処理(ケレン・清掃)後に、目地などの線状の箇所に「線防水」を行います。まずは側溝にプライマーを施し、ウレタン塗料を塗布します。
手順③.線防水(トップコートの塗布)
【アメテックの解説】ウレタン塗膜は紫外線に弱い為、トップコートで保護します。その際しっかりと膜厚を付けて塗布することがポイントです。
手順④.長尺シート(タキシート)の張り付け
【アメテックの解説】専用ボンドを廊下に塗ってしばらくおきます。シート用ボンドではオープンタイムと言って、塗ってから既定の時間おかなければなりません。その後、長尺シートにローラーをころがし、 中の空気を外に出しつつ、素地に密着させます。
手順⑤.端末コーキング
【アメテックの解説】養生テープ後、プライマー塗布します。乾燥後、シーリング材を打込みヘラで仕上げ、養生テープを剥がして完了です。
手順⑥.共用廊下の長尺工事完了後
【アメテックの解説】タキステップの折曲げ部を階段の曲がり部(段鼻部)にあてがい、下地とタキステップ折曲げ部との間に空洞が生じないように注意して張り付け、見栄えも非常に良くなりました。
共用廊下:タキロン社(タキステップ・タキシート)
転倒防止や騒音軽減に役立つユニークな製品です。衝撃音吸収性と防滑性、耐候性、簡易な施工性を兼ね備え、静かで安全面を配慮した快適な共有空間がつくれます。
【アメテックの解説】剥離した塗膜、また砂やホコリが至る所に詰まっていたので、専用の高圧洗浄にて丁寧に水洗いします。