既存ゴムシート防水層の劣化に伴う屋上防水工事(ウレタン塗膜・通気緩衝工法)|東京都八王子市のK様邸にて雨漏り修理
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施工内容 | 屋上の防水工事(ウレタン塗膜・通気緩衝工法) |
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料金 | |
建築形態 | 木造二階建て |
施工地域 | 東京都八王子市 |
工期 | 6日間(ゴムシート撤去を含む) |
施主 | 八王子市にお住いのK様 |
お問合せの種類 | ホームページからのお問合せ |
担当者 | 上野亨(うえの とおる) |
担当者からのコメント | 既存の防水ゴムシートが紫外線、及び風雨などの影響により劣化が激しい状態になっておりました。今回は不良シートを全面撤去して、ウレタン塗膜通気緩衝工法にて防水層を再構築させて頂きました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
![]() シートに浮きや剥がれが発生しており、一部防水機能が働いていない箇所も見受けられました。 |
施工手順
手順①.既存ゴムシートの撤去
手順②.既存ゴムシートの撤去後
【アメテックの解説】劣化による剥離を引き起こしていた為、コンクリート部に雨水の侵入が見られました。
手順③.接着プライマーの塗布
【アメテックの解説】下地処理にて劣化箇所を丁寧に補修したあとは、既設面とその上に貼る通気緩衝シートとの接着性を良くするため、プライマーを塗布します。
手順④.通気緩衝マットの貼り付け・ジョイントテープ処理
【アメテックの解説】接着プライマーの塗布の完了後、通気緩衝シートを貼り付けます。その後、シートの結合部にジョイントテープを継目のないように貼ります。
手順⑤.補強メッシュシートの設置
【アメテックの解説】構造的に歪みに弱い部分(コーナーや架台との取合部分や脱気等、ドレン周り等)にナイロメッシュを被せまて補強します。
手順⑥.ウレタン防水・1層目(立ち上がり)
【アメテックの解説】立ち上がり部に補強メッシュシートを設置したあと、コテやローラーを使用しウレタン1層目を塗布します。
手順⑦.ウレタン防水・1層目(平面部)
【アメテックの解説】立ち上がり部のウレタン塗布後、平場にウレタンを流して広げていきます。一度に全部広げるのではなく、ある程度範囲を分けて作業するのがポイントです。
手順⑧.ウレタン防水・2層目(立ち上がり・平面部)
【アメテックの解説】脱気筒をビスでしっかり固定したのち、ウレタンの2層目を塗布します。1層目同様に、既定の厚み「1.3mm」を維持し平滑に塗料を塗布していきます。
手順⑨.保護トップコート塗布・屋上防水(ウレタン塗膜・通気緩衝工法)施工完了
【アメテックの解説】ウレタン樹脂は日光(紫外線)や風雨に弱い為、剥き出しの状態では短期間で劣化します。そのため、紫外線、磨耗防止の為に保護コート(トップコート)をかけます。ウレタンの防水層が厚く構築され、且つ、通気緩衝工法のため耐久性の高い防水工事となりました。しっかりとしたシームレスの柔らかなウレタン層が雨から建物を守ってくれます。実にきれいな仕上がりになりました。
八王子市・K様邸の屋上に使用したウレタン防水塗料
ダイフレックス社「DSカラー・ゼロ」
建物や用途、施工者や周辺環境などの様々なニーズやシーンに対応しております。労働安全衛生法の特定化学物質障害予防規則(特化則)の対象物質(TDI、MOCA)を含まない、汎用タイプの2成分形ウレタン塗膜防水材です。
【アメテックの解説】専用の高圧洗浄機にて藻、コケ、汚れを丁寧に洗浄します。その後、古く弱ったシートを丁寧に剥がします。