ベランダ・バルコニーの雨漏りのお悩み|雨漏りの原因を知ろう!
どうして雨漏りが発生するのか
- 「ベランダにカビが生えてる」
- 「なぜかベランダに水たまりが…」
- 「前に防水業者にやってもらったのにまた…」
- 「ベランダがフカフカして膨らんでる…」
- 「所々色が剥げている」
アメテックでもこのような相談が数多く寄せられてます。
当然、温暖化の影響で気候の変化も大いに影響してるんですが、本当にそれだけなんでしょうか。
皆さんも薄々「それだけじゃないんじゃない?」と感じてると思います。
ちなみに皆さん、マイホーム(戸建・マンション)にお住まいになってからベランダの排水口をじっくり見た事ってありますか?
「数年…いやいや、新築からかれこれ10年は見てないかも?」
なんて方も方も少なくないのではないでしょうか。
洗濯やガーデニングで毎日ベランダに出てはいても、意外にまじまじと見たりしないのが排水溝なんです。
ではなんでこんな話をしているのか…。それはベランダの雨漏りの最大の要因が
「排水溝の詰り」
によるものなんです。実はこれ一般の方からすると意外と盲点になっているケースが多いんです。
排水口の詰りには細心の注意を
皆さんもご存知の事と思いますが排水口周りって、ベランダから排出される雨水のほとんどが通過するんです。
特に大雨や雪がドカッと降った日なんかはフル回転する箇所。
そんなわけで最も負荷が大きく、劣化しやすい箇所でもあるんです。
ベランダやバルコニーの雨漏りの8割以上を「排水口」と「サッシ廻り」が占めているんです。
『ベランダが雨漏りしたら、まず排水口とサッシ廻りを疑え』と言ってもいいくらいなんです。
歳月を経て排水口が劣化してくると、周りの防水が剥がれて隙間が生じてきます。
隙間ができてしまえば、そこから雨水が入り込み、建物内部へと浸透。
雨水が降ると排水溝にも集中しサッシにも雨が当たります。
今まで気にも留めなかった排水口とサッシ周りですが、これを機会に時々チェックしてはいかがでしょう。
かなり劣化してきたな…と感じたら、専門業者に相談しつつ、改修工事のタイミングを計画すると安心ですね。
水口の詰まりで、ベランダに水溜りが出現
ちなみにここで質問があります。
雨が降った時、ベランダに水がたまっていませんか?
子供が喜びそうなプールと化したベランダ…実はそれが雨漏りの一歩手前の現象なんです。
たまった雨水が防水処理の高さを越えれば、当然階下へと浸水、雨漏りの原因になります。
- 「雨が降ると水がたまるんだよね~、でも何日かするとひくから」
- 「ベランダの水、気になってはいるんだけど…」
たまった雨水に気付いた時、その状況を放っておいてはいけません。
台風や集中豪雨の際には、あわや室内に浸水!という事態に陥るかもしれませんよ。
何らかの原因があるはずですから、できることからすぐに手を打ちましょう。
ベランダの上に芝生や石を敷いている
ベランダからまめに上げて防水層をチェックした方がよいです。なぜかというと目で見て分かる事もあるからです。定期的に掃除をする事で劣化を防ぐこともできるんです。
まとめ
排水口の少ないベランダに防水工事を施したことにより、より雨漏りしやすい条件がそろってしまうことも。このような事例を熟知した、雨漏り施工の経験豊富な業者を選びたいですね。
排水口を綺麗にするだけで、プール状態や雨漏りが解消することも多々ありますから、まずはご自身で徹底的に掃除。
それでもダメな時には、信頼できる業者に点検を依頼しましょう!