ベランダ・バルコニーの防水工事(ウレタン通気緩衝方法)|埼玉県川口市のI様邸にて雨漏り修理
アメテックの現場ブログをご覧頂きありがとうございます!
スタッフの橋本です。
3月21日をもって長かった緊急事態宣言が一旦解除される見通しですが、ここにきて感染者数に下げ止まり傾向が出てきました。
状況を見ながら18日に判断が下されるそうですが、これから更に延長になった日には、心が折れてしまいそうな感じです(汗‥。
予定通り、緊急事態宣言が解除されることを願ってやみません。
ベランダ・バルコニーの防水工事(ウレタン通気緩衝工法)
それでは本題に入りましょう!
本日は埼玉県川口市のI様邸にてベランダ・バルコニーの防水工事を行いましたので、その様子をご紹介させて頂きます。
防水工事前の状態
まずは施工前の状態をご覧頂きましょう。
今日は天候が良く手摺の影で分かりずらい写態ですが、既存の防水層が殆ど剥がれてしまっていて、場所によっては劣化により発生したクラックの補修跡があったりなどして、防水性が低い状態でした。
高圧洗浄
まずは高圧洗浄で汚れや防水層の旧塗膜をしっかりと汚れを取り除きます。
ケレン
その後、下地を研摩してしっかりと塗料が密着し易い状態まで調整していきまます。
プライマー塗布
下地調整が完了したら、コンクリート面全体にプライマーを塗布。
ちなみにプライマーはこれは通気緩衝シートを貼り付ける為の接着剤的な役割があります。
通気緩衝シートの貼り付け
プライマーを塗布したら、通気緩衝シートを貼り付けていきます。シートをひいた後は、よれやねじれを防ぐため、ローラーで綺麗に丁寧に整えていきます。
更に、シートとシートが重なっている部分にジョイントテープを貼り付けて段差が無いようにしていきます。
脱気筒の設定
通気緩衝シートの貼り付けが完了したら、下地に含んだ水分を逃がす脱気筒を取り付けています。
1層目のウレタン塗布
本日、最後の作業は1層目のウレタン塗布です。まずは最初に立ち上がり、側溝とウレタンを塗布していきます。ちなみにパラペットの部分(隅部)は、不具合(ヒビ割れ)が起きやすいため、丁寧に念入りに作業する必要があります。
その後、床平面部にウレタンを流し込みコテやローラーを使って平滑に均しながら塗布していきます。
ちなみに今日は晴天ということもありウレタンの硬化スピードが早いため、素早く防水加工をしていきます。天気によって、作業スピードを変えています。
次回の施工予定
本日、1層目のウレタン塗装まで施工が完了したので、後日、2層目のウレタンを塗布していく予定です!
以上、現場からお伝えさせて頂きました。