【東京都江戸川区】分譲マンション バルコニー防水工事|ウレタン通気緩衝工法で漏水予防対策

Before

After

施工内容 バルコニー ウレタン通気緩衝防水工事(下地補修・脱気筒設置含む)
建築形態 低層RC造集合住宅
分譲マンション(築15~25年前後)
施工地域 東京都江戸川区
工期 約3~4日
施主 管理組合経由
お問合せの種類 既存防水層の色あせ・摩耗、ドレン廻りや室外機下の防水不安、将来的な漏水予防のための改修相談。
担当者 池田 透
担当者からのコメント 今回の現場では、トップコートの摩耗と下地の吸水リスクが見受けられました。分譲マンションという性質上、漏水が発生すると上下階トラブルへ発展する可能性があるため、通気緩衝工法を採用し内部湿気の逃げ道を確保しました。見た目の改善だけでなく、長期的な防水性能を重視した改修工事です。

施工前の状態|トップコート摩耗とドレン廻りの不安が残るバルコニー

東京都江戸川区の低層RC造集合住宅にて、バルコニー防水改修工事のご相談をいただきました。

分譲マンションでは、バルコニーの防水劣化が進行すると階下への漏水や共用部トラブルにつながる可能性があるため、予防的な改修が重要です。

東京都江戸川区 分譲マンション バルコニー防水 施工前の床面状況

床面には色あせ・摩耗が見られ、ドレン(排水口)まわりや室外機周辺など、水が集まりやすい箇所は特に注意が必要な状態でした。

施工前に確認された主なポイント

既存防水の色あせ・摩耗

トップコートが消耗すると、下地への影響が出やすくなります。

ドレン廻りの防水不安

排水部は水が集中し、漏水の起点になりやすい箇所です。

室外機下・サッシ下端の劣化

点検しづらい部位ほど劣化が見落とされやすいポイントです。

内部湿気による膨れリスク

既存層下に湿気が残る場合は通気緩衝工法が有効です。

今回は管理組合経由のご依頼により、将来的な漏水予防と長期安定を重視し、ウレタン通気緩衝工法で改修を行いました。

施工の流れ|ウレタン通気緩衝工法によるバルコニー防水工程

① 高圧洗浄|防水性能を左右する下地処理

まずは床面・立上り・ドレン廻りを中心に高圧洗浄を実施し、汚れ・付着物・脆弱層を除去します。洗浄の精度が低いと密着不良の原因になるため、通気緩衝工法でも下地づくりは最重要工程です。

バルコニー防水 高圧洗浄作業|室外機周辺の汚れを除去

② プライマー塗布|防水材の密着性を確保

乾燥確認後、床面および立上りにプライマーを塗布し、下地と防水層の密着性を確保します。

バルコニー防水 プライマー塗布|ローラーで均一に下塗り

下地と防水層を強固に密着させる

吸い込みを抑え、防水層の安定性を高める

③ 下地補修|クラック補修・不陸調整・立上り処理

クラックや不陸(段差・凹凸)は、後工程の膜厚不足や割れの原因になります。必要箇所の補修・シーリング処理を行い、防水層を安定して形成できる状態へ整えます。

下地補修後のバルコニー床面|端部のライン出しと補修跡

④ 通気緩衝シート貼り付け|膨れ対策の要となる工程

通気緩衝シートを床面に施工し、下地内部の湿気を逃がす“通気構造”を確保します。端部・立上りの納まりを丁寧に取り、連続性を崩さないことがポイントです。

通気緩衝シート貼り付け完了|バルコニー床面全面施工

⑤ 脱気筒設置|内部湿気を外へ逃がす仕組みづくり

通気層の効果を最大化するため、適切な位置に脱気筒を設置します。脱気筒まわりは漏水起点にならないよう、立体的に防水層を形成して納めます。

脱気筒設置状況|通気緩衝工法の重要部材

⑥ ウレタン防水 1層目(主材1回目)|防水層の土台を形成

シート上にウレタン主材1層目を塗布し、防水層の土台を形成します。立上り・ドレン廻り・サッシ下・室外機周辺など弱点部は特に丁寧に回し込みます。

ウレタン防水1層目施工中|バルコニー床面に主材を塗布

防水層の土台を形成

下地の微細な凹凸を埋める

⑦ ウレタン防水 2層目(主材2回目)|所定膜厚の確保

1層目の硬化確認後、2層目を重ね塗りし所定膜厚を確保します。ピンホール・塗りムラを消し込み、防水性能を完成させます。

ウレタン防水2層目施工|膜厚を確保して防水性能を完成

防水層として必要な最終膜厚を確保

ピンホールや塗りムラを消し込む

⑧ トップコート塗布|防水層を守る最終仕上げ

最後にトップコートを塗布し、紫外線・摩耗から防水層を保護します。仕上がりの均一性を確保し、管理面でも安心できる状態へ整えます。

バルコニー防水工事 完了後|トップコート仕上げの状態

防水層の劣化抑制

美観の安定

長期耐久性の向上

施工後の仕上がり|通気構造で膨れを抑え、将来の漏水リスクを予防

施工後は、床面から立上り・ドレン廻りまで連続した防水層を確保し、通気緩衝工法により膨れリスクにも配慮した仕上がりとなりました。

膨れリスクに配慮した通気構造

内部湿気を逃がす設計で長期安定を狙います。

立上り・サッシ下まで連続した防水層

弱点部まで途切れない納まりを重視しました。

漏水リスクの予防

将来のトラブル抑制につながります。

職人コメント|「集合住宅はドレン廻りと通気設計が要です」

集合住宅のバルコニーは、ドレン廻りや室外機下など水が集まりやすい部位が多く、ここをどう納めるかが防水性能を左右します。

今回のように通気緩衝工法で湿気の逃げ道を確保しつつ、端部補強と膜厚管理を徹底することで、膨れ・剥離リスクを抑えた防水層を目指しました。

まとめ|江戸川区でバルコニー防水をご検討中の管理組合様へ

東京都江戸川区での本工事は、ウレタン通気緩衝工法により、将来的な漏水予防と長期安定を重視したバルコニー防水改修事例です。

現地調査・お見積りは無料です。お気軽にご相談ください。