【埼玉県三郷市】賃貸マンション屋上のウレタン防水工事|雨漏り解消と長寿命化を実現
| 施工内容 | 屋上ウレタン防水工事(補強クロス併用・トップコート仕上げ) |
|---|---|
| 建築形態 | 賃貸マンション |
| 施工地域 | 埼玉県三郷市 |
| 工期 | 7日間 |
| 施主 | 三郷市のマンションオーナー様 |
| お問合せの種類 | ホームページからのお問合せ |
| 担当者 | 池田 透 |
お客様のご要望・お悩み
入居者様から「屋上の天井に雨染みがある」との声が寄せられ、オーナー様よりご相談をいただきました。
既存の防水層は経年劣化により表面が摩耗し、部分的に亀裂や苔の発生も見受けられる状態で、このままでは雨漏りが進行する恐れがありました。
現状(施工前の状態)
施工前の屋上は全体的に汚れや劣化が進行しており、特に立ち上がり部には苔や藻が付着。防水層表面の防水性が低下し、雨水が滞留しやすい状況でした。

このまま放置すると、コンクリート躯体に浸水し建物全体の寿命を縮めるリスクがありました。
工法・施工内容の選定理由
既存の防水層は下地補修とメンテナンスで活かせる状態だったため、ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)+補強クロス併用 を採用しました。
◎補強クロスにより強度を確保
◎ウレタン2層塗りで厚みを確保し耐久性を向上
◎トップコート仕上げで紫外線や摩耗から保護
◎コストパフォーマンスと長期耐久性を両立する仕様です。
施工の流れ
下地処理・清掃
ケレン作業で旧防水層の脆弱部や苔を除去し、ホウキと高圧洗浄で汚れを洗い流しました。下地処理を徹底することで、防水材の密着性を高めます。



高圧洗浄
既存の防水層やコンクリート表面に付着した 汚れ・苔・埃・劣化粉 を除去すします。その後に塗布する プライマーやウレタン防水材の密着性を高めていきます。


プライマー塗布
下地と防水材の接着力を確保するため、プライマーを屋上全体に均一に塗布しました。


通気緩衝シートの敷設
屋上全面に通気緩衝シートを敷き込み、継ぎ目をジョイとテープで固定。ウレタン防水層のひび割れ防止と耐久性強化を図りました。


ウレタン防水層 1層目
ローラーでウレタン防水材を均一に塗布し、クロスを含浸させながら1層目を形成。


ウレタン防水層 2層目
1層目硬化後に2層目を塗布。しっかりとした膜厚を確保し、強靭な防水層を完成させました。

トップコート仕上げ
仕上げにトップコートを塗布し、紫外線や雨風から防水層を保護。グレーの艶やかな仕上がりとなり、美観と耐候性が向上しました。


施工後の状態・効果
施工後の屋上は光沢のある均一な防水層に生まれ変わりました。

✅ 雨漏りリスクが解消
✅ 防水性能と美観の両立
✅ 将来的な修繕コスト削減
入居者様にとって安心できる住環境が整いました。
お客様の声・担当者コメント
▶オーナー様より
「雨漏りの心配がなくなり安心しました。仕上がりもとても綺麗で、定期的なメンテナンスの大切さを実感しました。」
▶担当者より
今回の工事では、下地処理と補強クロスの敷設を丁寧に行うことで、防水層の耐久性をしっかり確保しました。屋上防水は建物の資産価値を守るうえで非常に重要ですので、今後も定期点検とトップコートの再塗布をおすすめします。
まとめ
埼玉県三郷市の賃貸マンションにて、屋上のウレタン防水工事を施工しました。
徹底した下地処理・補強クロス併用・2層塗り仕上げ・トップコート保護 により、耐久性と美観を兼ね備えた防水層を形成。
これにより、入居者様・オーナー様双方にとって安心の住環境が実現しました。






