【杉並区】共用階段前の長尺シート張替え工事|防水性と美観を兼ね備えた仕上がりへ
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株式会社上野防水、スタッフの橋本です。
今回は、東京都杉並区の賃貸アパートにて行った「共用階段前 踊り場の長尺シート施工」の様子をご紹介いたします。
経年劣化により床面の防水性能が低下し、排水口まわりからの漏水リスクも懸念される状態でした。
下地処理からしっかりと補修を行い、耐久性と防滑性を兼ね備えた長尺シートで仕上げています。
長尺シート施工の様子
長尺シートとは、主に屋外の廊下や階段などに使われる耐久性・防滑性・美観に優れた床材です。今回は排水口まわりを含む全面張替えを行いました。
まずは既存床面の状態を確認し、高圧洗浄・ケレン作業にて汚れや旧塗膜を除去します。
その後、接着力を高めるためのプライマーを塗布し、特に排水口まわりは錆止め処理→補修塗装→防水材塗布と多段階にわたる丁寧な下地補修を施しました。
▼排水口のケレン後、錆止め処理を施しています。
▼写真2:下地調整後、防水材を均一に塗布していきます。
▼写真3:防水塗装の仕上げ。乾燥後、長尺シートを施工します。
防水層がしっかり乾燥したことを確認してから、長尺シートの施工に移ります。専用の接着剤を使用してムラなく密着させ、隙間なく貼り込みます。
端部シーリング処理
長尺シートの端部や立ち上がりとの取り合い部には、専用シーリング材(ユキロン床用端部処理材)を使用して処理を行います。
▼写真4:入隅部にマスキングを施し、シーリング材を丁寧に充填
▼写真5:端部全体を均一に仕上げていきます
このシーリング処理をしっかりと行うことで、雨水や汚れの侵入を防ぎ、防水性能をさらに高めます。
施工後の様子:長尺シートを施工し、排水口も整った状態
床面はフラットで清潔感があり、防滑性も高く、安心して通行できるようになりました。
共用部は多くの人が毎日通行するため、劣化が早く、また建物全体の印象にも大きく関わる箇所です。
こうした床改修・防水処理を定期的に行うことで、建物の資産価値を維持し、入居者満足にもつながります。
ご自宅や管理物件の共用部で同様のお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!