屋上の防水工事(ウレタン通気緩衝工法)|千葉県市原市のWビルにて雨漏り修理「1日目」
アメテックの現場ブログをご覧頂きありがとうございます!
2月も中旬に差し掛かってきましたが、
ここ最近は2月とは思えないほどの暖かさですよね?
それでも世間を賑わせているコロナウィルス、およびインフルエンザなどの感染症が怖い季節です。
しっかりと職人の健康管理にも気を配りながら
現場を進めていく所存です!
千葉県市原市にて屋上の防水工事中
それでは本題の現場の状況をお伝えさせて頂きます!
今日は千葉県市原市のWビルにて屋上の防水工事を進めましたので、その様子をご覧下さい!
施工前
まずは施工前の状態をご覧下さい。
毎度の事ですが、直射日光(紫外線)や風雨の影響により、
既存の防水層の劣化が進んでました。
立ち上がりもこんな感じで汚れてしまってます。
高圧洗浄
まずは専用の高圧洗浄機を使って汚れやコケなどを丁寧に水洗いします。
しっかりと汚れを落として、密着性を良くします。
プライマー塗布
高圧洗浄が完了し、カチオン系のセメントで平面部の凸凹を整えたら、プライマーの塗装です。
これから塗布するウレタン樹脂と既設面がしっかりと密着するようにまんべんなく塗装していきます。
ちなみにプライマーは、下地と上層部との密着性を高めて、剥がれにくい仕上がりにしてくれます。
通気緩衝シートの貼り付け
プライマーの塗装が完了し、しっかりと乾燥しているのを確認してから、通気緩衝シートを貼り付けます。
シワが出ないように貼り付けるのにも経験と技術が大事なんですよ。
このシートの裏面には粘着部と、空気の通り道になる凹凸があります。この通り道から脱気塔を経由して空気を外に放出してくれます。
シートとシートの結合部にはジョイントテープを貼り接着させていきます。
ウレタン樹脂1層目の塗装
通気緩衝シートを貼り付けて、脱気筒を設置したあとは、ウレタン樹脂の1層目を塗布します。
最初に、立ち上がり、その後、平面部全体に規定の膜厚を維持しながら塗装していきます。
本日は、ここまでの作業で一旦終了になります!
次回の施工予定
インターバル期間を置いて、1層目がしっかりと乾き切ったら、ウレタン樹脂2層目の塗装に進んで参ります。
以上、市原市の現場からお伝えさせて頂きました!